フリーフライデーとは、遊び・運動・製作など、クラス担任がその都度内容を決めて行う自由保育のことです。子どもたちの様子を一番近くで把握しているクラス担任が「子どもたちにとって今何が大切か」を考えて行うことにより、子どもたちもより一層興味を示してくれて、積極的に取り組んでくれます。「やらされる」のではなく、「自発的にやる」ことで、得られることもより大きくなるのです。
まだ入園して間もない年少さんを対象に行います。
新しい環境に不安を取り除ききれない子どもたちも多いはずです。そこで、ちょっとしたゲームや遊びを通して、みんなで楽しい時間を過ごすことによって、子どもたち同士の輪を広げ、絆を深めてもらいます。
もちろんそこへクラス担任も混じり、クラスとしての団結力を高め、お互いがかけがえのない存在になれればと考えております。
発育期の子どもたちにとって、運動は大切な役割を果たしてくれます。屋内だけでなく、広々とした園庭で思いっきり体を動かすことによって、風邪などの病気にかかりにくくなったりするなど、健全な発育につながり、五感もより刺激されます。
お友達と遊ぶ場所が園内だけでは、子どもたちも飽きてしまうでしょう。フリーフライデーの時間を使って公園へ行って遊び、より新鮮で刺激的な時間を過ごします。
また、公園は安全な場所だけではありません。間違った遊びをしてしまっては大きな事故につながってしまう可能性もあります。しかし、それこそが子どもたちの大きな成長へとつながるのです。
子どもたち自身で「ここは危険、行っちゃいけない」などの判断ができるようになり、日々の生活をもより安全に楽しく過ごすことができるようになります。
園内にある木から落ちた葉っぱや、咲いているお花、どんぐりなどを使って、お絵かきなどの作品作りを行います。
普段は何気なく見ているものを、改めてじっくりと観察することで、新しい発見、新しい好奇心につながります。
ドミノで遊びます。たかがドミノ?されどドミノです。
途中で倒れてしまっては最初からやり直し。大人でも集中力や忍耐力がなければできません。みんなで協力し、支え合い、励まし合う、だから最後まで諦めずにやり遂げることができます。
みんなで一つのものを完成させるためのチームワークの大切さを学ぶことができます。